対象製品
図脳RAPIDが使用している「CADDATA」フォルダについて解説いたします。
「CADDATA」フォルダとその直下のフォルダは、図脳RAPIDをインストールすると自動的に作成されます。
これらのフォルダにはそれぞれの役割があります。
PC内での「CADDATA」フォルダの場所は以下になります。
C:\Users\Public\Documents\CADDATA
(PC>Windows(C:)>ユーザー>パブリック>パブリックのドキュメント>CADDATA)
「CADDATA」フォルダ内のフォルダは以下のようになっております。
「ASAVE」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[ファイル]-[保存]-[自動記録]の[自動記録フォルダ]で指定されているフォルダです。
[記録条件]欄で設定されている条件のタイミングで、このフォルダの中に自動記録ファイルを保存します。
このフォルダの中にある自動記録ファイルで古い日付の不要なものは削除して構いません。
※参考FAQ:図面の自動記録をとるには/強制終了してしまった場合の対処法
「DATA」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の [図面フォルダ]で指定されているフォルダです。
[ファイル]-[開く]コマンドや[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドをクリックしたときに最初に開くフォルダになります。
図面ファイルを保存するフォルダですので、このフォルダの中にある図面ファイルで不要なものは削除して構いません。
「ENV」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[ファイル]の[初期値ファイル]で指定されている「初期値ファイル」などが保存されるフォルダです。
各種の設定ファイルが保存されるフォルダですので、このフォルダの中にあるフォルダやファイルは削除しないでください。
「FRAME」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の[図面枠フォルダ]で指定されているフォルダです。
図面枠設定用の図面ファイルを保存するフォルダですので、このフォルダの中にある図面ファイルで不要なもの(図面枠設定していない図面ファイル)は削除して構いません。
※「図面枠属性を使用した図面枠」(図脳RAPIDPROのみ)用のフォルダです。図脳RAPIDにはありません。
※参考FAQ:図面枠を設定するには(図面枠属性を使用した図面枠)
「PART」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の [部品フォルダ]で指定されているフォルダです。
部品ファイルを保存するフォルダですので、このフォルダの中にある部品ファイルで不要なものは削除して構いません。
「PROJECT」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の[プロジェクトフォルダ]で指定されているフォルダです。
[ファイル]-[プロジェクト]のコマンドで使用するフォルダであり、このコマンドを使用していない場合は、このフォルダの中は空の状態です。
「PROJECT」フォルダは削除せずにそのままとしてください。
「TEMP」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の[作業フォルダ]で指定されているフォルダです。
図脳RAPIDはこのフォルダの中に仮に図面ファイルを展開して動作します。
このフォルダの中にある「PCSPEC.TXT」以外のファイルは、作図編集作業中に生成されるバックアップ用の一時保存ファイルですので、日付が直近のもの以外は削除して構いません。
「TEMPLATE」フォルダ:
[設定]-[環境設定]コマンドの[フォルダ]の[新規図面テンプレートフォルダ]で指定されているフォルダです。
テンプレートファイルを保存するフォルダですので、このフォルダの中にあるフォルダやファイルは削除しないでください。
上記の通り、「CADDATA」フォルダ内のフォルダはそれぞれ役割を持っておりますので、「CADDATA」フォルダの直下のフォルダ自体は削除しないようにしてください。