対象製品
あらかじめ図面枠用の図面データを作成しておくと、他の図面に図面枠として記入できます。
図面枠を記入するときに、[図面情報]ダイアログボックスに入力した「図面名」「図面番号」「作者名」「縮尺」などの情報を図面枠の表題欄に自動挿入することもできます。
- 図面枠用の図面データを用意します。
- [ファイル]-[開く]コマンドをクリックします。
手順1の図面枠データを選択し、[開く]ボタンを押します。 - [設定]-[環境設定]コマンドをクリックします。
- 左側の[設定項目]の[図面枠]をクリックします。
右側の[図面枠]欄で[図面枠属性を使用した図面枠を使用する]を選択し、[了解]ボタンを押します。 - [設定]-[図面枠設定]コマンドをクリックします。
- 図面枠内の文字列をクリックします。
- [図面枠属性設定]ダイアログが表示されます。
[設定する属性]の一覧より記入したい属性を選択して、[了解]ボタンを押します。 - 他の内容も挿入したい場合は、手順6と手順7の操作を繰り返します。
- [ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドをクリックし、図面枠用の図面データを保存します。
※ファイル形式はzsdx形式またはzsdxz形式で保存します。
ここからは、設定した図面枠の記入を行います。 - [ファイル]-[新規作成]コマンドをクリックします。
- [図面情報を指定して作成]を選択して、[了解]ボタンを押します。
- [図面情報]ダイアログボックスが表示されます。
図面枠設定した図面枠用の図面データと同じ用紙サイズ、用紙の向きを選択します。
「図面名」など手順7で設定した項目がある場合は、該当する項目を入力します。 - [了解]ボタンを押します。
- [作図]-[図面枠記入]コマンドをクリックします。
手順9で保存した図面枠データを選択し、[開く]ボタンを押します。 - 手順12で入力した内容が反映された図面枠が記入できました。
図面枠の記入は、[作図]-[図面枠記入]コマンド以外に
・[ファイル]-[新規作成]コマンド
・[ファイル]-[印刷レイアウト]-[印刷レイアウト一覧]コマンドの[追加]機能
でも可能です。
図面枠の諸情報は、図面枠用の図面ファイル内に記録保持されるため、手順9までで作成した図面枠ファイルを配布すれば、社内で共有することが可能です。
[設定]-[図面枠クリッピング設定]コマンドで、図面枠データの中にクリッピング領域を設定することができます。
クリッピング領域を設定した図面枠データは、[ファイル]-[印刷レイアウト]-[印刷レイアウト一覧]コマンドの[追加]機能で図面枠を記入すると、「ベーシックレイアウト」のクリッピング領域、または、「拡張レイアウト」の「ビューポート」として使用することができます。