文字や寸法線、引出線作図時に設定した内容が保存できない

文字や寸法線、引出線を作図するときに表示されるダイアログボックスで
[設定]ボタンを押すと、設定用のダイアログボックスが表示され、
文字高や文字フォントなどの設定ができます。

設定した内容を、図脳RAPID/PROを起動したときや、
新規に図面を作成したときにも引き続き使用したい場合は、
[初期値]欄の[登録]ボタンを押して、「初期値登録」を行います。
（[設定]-[環境設定]コマンドの[ファイル]の[初期値ファイル]で
指定されている初期値ファイルに上書き保存します）

このとき、[設定]メニューの各コマンドのダイアログボックスとは異なり、
[この値を設定に反映]ボタンを押して設定を選択した上で「初期値登録」を行う必要があります。

（例：[作図]-[寸法線]-[距離寸法]コマンドの場合）

1. [作図]-[寸法線]-[距離寸法]コマンドをクリックします。
2. 始点、終点、通過点を指示します。
3. [距離寸法]ダイアログボックスが表示されます。[設定]ボタンを押します。
   
4. [寸法設定変更]ダイアログボックスが表示されます。[文字高]など必要な項目を設定します。
5. [この値を設定に反映]ボタンを押します。
   
6. [設定選択]ダイアログボックスが表示されます。
   [寸法設定]の一覧から任意の寸法線設定を選択して[了解]ボタンを押します。
   
7. [寸法設定変更]ダイアログボックスに戻ります。[初期値]欄の[登録]ボタンを押します。
   
8. [初期値保存]ダイアログボックスが表示されます。[保存]ボタンを押します。
   
9. [WRPDXX.ztlx は既に存在します。上書きしますか?]という確認メッセージが表示されます。
   [はい]ボタンを押します。
   
   （図脳RAPIDPROの場合は「WRPDXXP」）
   （「XX」は図脳CADのバージョンを表す数字）
10. [寸法設定変更]ダイアログボックスに戻ります。[了解]ボタンを押します。
    
11. [距離寸法]ダイアログボックスに戻ります。[了解]ボタンを押します。
    

• [作図]-[文字]-[文字]コマンドや[作図]-[引出線]-[引出線]コマンドなども同様に、
  手順5のように、[この値を設定に反映]ボタンを押して設定を選択した上で
  「初期値登録」を行うことで、設定した内容を保存できます。