対象製品
図脳CADとAutoCADは、文字サイズについての概念が異なるため、 AutoCAD形式で出力する場合の文字サイズに誤差が生じることがあります。
[表示]-[表示設定]コマンドの[オプション(表示1)]タブの[初期値保存対象外]欄にある[AutoCAD文字表示]は、 なるべくAutoCADに近い文字表示にする機能です。
[AutoCAD文字表示]のチェックを外した状態では、文字サイズを「フォントサイズ」と解釈し、TrueTypeフォントの文字を、図脳CADの大きさで表示します。
[AutoCAD文字表示]にチェックを付けると、文字サイズを「半角文字の字面サイズ」と解釈し、TrueTypeフォントの文字をAutoCADと同じような大きさで表示します。（通常より見た目が大きく表示されます）
通常は[AutoCAD文字表示]はチェックを外した状態で作図してください。
図面をAutoCAD形式で出力する場合には、
チェックを付けて作図を行うと文字の受け渡しがスムーズになります。
なお、AutoCAD図面を入力する際、AutoCAD文字表示モードをあらかじめ設定して読み込むことができます。
[ファイル]-[ファイル入力]-[AutoCAD形式]コマンドで図面ファイルを選択後に出てくる[入力:AutoCAD形式]ダイアログボックスの[図形要素設定]タブを開きます。
[文字の変換]欄の[標準変換]にチェックを付けます。
[AutoCAD文字表示モードを使用する]にチェックを付けた場合、
読み込み時に、AutoCADの文字サイズを変更せず、表示時に文字サイズを調整して表示します。
[表示]-[表示設定]コマンドの[オプション(表示1)]タブにある[初期値保存対象外]欄の[AutoCAD文字表示]はチェックが付いた状態になります。
[AutoCAD文字表示モードを使用しない]にチェックを付けた場合、
読み込み時に、AutoCADの文字サイズを再現するよう、文字サイズを変換して読み込みます。
[表示]-[表示設定]コマンドの[オプション(表示1)]タブにある[初期値保存対象外]欄の[AutoCAD文字表示]はチェックが外れた状態になります。
