対象製品
図脳RAPIDPRO21では、現在のグループ編集の有効/無効設定を、
1回の選択操作に限り、逆の状態にするコマンドを追加しました。
- グループ編集が有効であれば無効に、グループ編集が無効であれば有効にします。
- 現在のグループ編集の有効/無効設定は、[編集]-[グループ]-[グループ編集]コマンド
(または[設定]-[グループ設定]コマンドの[グループ編集])で指定します。
この機能を使用するには、あらかじめ[環境設定]コマンドで設定が必要です。
- [設定]-[環境設定]コマンドをクリックします。
- [環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
左側の[設定項目]の[操作]をクリックします。 - 右側の[グループ編集]欄の[図形選択中にグループ編集のON/OFFを許可する]にチェックを付けます。
- [了解]ボタンを押します。
[図形移動]コマンドでの操作例(グループ編集が有効な場合で、一時的に無効にする場合):
- [編集]-[図形編集]-[図形移動]コマンドをクリックします。
- [編集]-[グループ]-[グループ編集一時切替]コマンドをクリックします。
- 図形を選択すると、一時的にグループ編集が無効になるので、
グループ化した図形の一部を個別に選択できます。選択を完了します。 - 移動基準点を指示します。
- 移動先の点を指示します。
- 回転方向点または角度の指示がある場合で、そのままの角度で配置する場合は[Enter]キーを押します。
続けて図形を選択すると、グループ編集が有効に戻るので、
グループ化した図形をまとめて1要素として選択できます。
- [図形選択中にグループ編集のON/OFFを許可する]にチェックを付けた場合は、
グループ化した図形を右クリックメニューの[図形再選択]で選択しようとすると、
内部判定が噛み合わず、[図形再選択]実行前後でグループ編集の有効/無効の切り替えをしなくても、
[選択条件が異なるため、一部の図形が選択できません。処理を続行しますか?]
[選択条件が異なるため、図形を選択できませんでした。]
というメッセージが表示されて正しく再選択できません。
正しく再選択できるようにする場合はチェックを外してください。