対象製品
『図脳RAPIDPRO』シリーズでは、Ver.19以降で仕様変更され、A3サイズを超えるラスタが使用できるようになり、かつ、ラスタ領域の外にラスタを移動/複写できるようになりました。
- 『図脳RAPID』シリーズおよび『図脳RAPIDPRO』シリーズのVer.18(図脳RAPIDPRO18)以前では、A3サイズを超えるラスタは使用できません。また、ラスタ領域の外にラスタを移動/複写すると消えてしまいます。
- ラスタ領域とは、[ラスタ]-[ラスタ挿入]-[ファイル読み込み]コマンドで最初に読み込んだラスタの範囲です。[ラスタ]-[ラスタ操作]-[白黒反転]コマンドをクリックして反転した範囲になります。
簡易的にA3サイズを超えるラスタを合成して作成することができます。
例)A3縦のラスタ2枚を合成して、A2横ラスタを作成する場合
- [ファイル]-[図面情報]コマンドをクリックします。
- [図面情報]ダイアログボックスが表示されます。
[用紙]欄で[A3]、[用紙の向き]欄で[縦]を選択して[了解]ボタンを押します。
「図面1」の用紙がA3縦に変更されます。 - [ファイル]-[新規作成]コマンドをクリックします。
- [新規作成]ダイアログボックスが表示されます。
[図面情報を指定して作成]選択して[了解]ボタンを押します。 - [図面情報]ダイアログボックスが表示されます。
[用紙]欄で[A3]、[用紙の向き]欄で[縦]を選択して[了解]ボタンを押します。
「図面2」が作成されます。 - 図面タブをクリックして操作する図面を「図面1」に切り替えます。
- [ラスタ]-[ラスタ挿入]-[ファイル読み込み]コマンドをクリックします。
- [ラスタ読み込み]ダイアログボックスが表示されます。
1つ目のA3縦のラスタ(画像データ)を開きます。 - 図面タブをクリックして操作する図面を「図面2」に切り替えます。
- [ラスタ]-[ラスタ挿入]-[ファイル読み込み]コマンドをクリックします。
- [ラスタ読み込み]ダイアログボックスが表示されます。
2つ目のA3縦のラスタ(画像データ)を開きます。 - [ラスタ]-[ラスタ編集]-[複写]コマンドをクリックします。
- 手順11で読み込んだラスタを選択します。
- 複写基準点を指示します。
- 図面タブをクリックして操作する図面を「図面1」に切り替えます。
- 複写先の点を指示します。
- A3縦のラスタ2枚を合成して、A2横のラスタを作成できました。
[ファイル]-[図面情報]コマンドで用紙をA2横に変更します。