対象製品
これから作図する寸法線の文字サイズや記号の設定は[寸法設定]コマンドで行います。
設定を固定したい(次回CAD起動時も引き続き使用したい)場合は、「初期値登録」を行う必要があります。
例)寸法線の端部記号を[黒丸]に固定する場合
- [設定]-[寸法設定]コマンドをクリックします。
- [寸法設定]ダイアログボックスが表示されます。
[寸法線]タブをクリックします。 - [記号種類]欄の[始端]の一覧から[黒丸]を選択し、[中間、終端、引出を始端と同じ記号にする]ボタンを押します。
- その他必要な項目を設定します。
- [初期値]欄の[登録]ボタンを押します。
- [初期値保存]ダイアログボックスが表示されます。[保存]ボタンを押します。
- [WRPDXX.ztlx は既に存在します。上書きしますか?]という確認メッセージが表示されます。
[はい]ボタンを押します。
(図脳RAPIDPROの場合は「WRPDXXP」)
(「XX」は図脳CADのバージョンを表す数字) - [寸法設定]ダイアログボックスに戻ります。[了解]ボタンを押します。
- 初期値(初期値ファイル)とは、図脳RAPID/PROを起動したとき、または新規に図面を作成したときに読み込まれる各設定コマンドの設定内容を管理するファイルです。初期値ファイルの拡張子は「ztlx」または「ztl」です。
- 各設定コマンドで設定した内容は、図脳RAPID/PROを終了すると保存されず、変更前の状態に戻ります。
設定した内容を引き続き使用したい場合は、各設定コマンドのダイアログボックスにある[初期値]欄の[登録]ボタンを押して、「初期値登録」を行う必要があります。
- 図脳RAPID/PROを起動したとき、または新規に図面を作成したときに読み込まれる初期値ファイルは、[設定]-[環境設定]コマンドの[ファイル]の[初期値ファイル]で指定されているファイルです。「初期値登録」を行うときには、このファイルに上書き保存します。