対象製品
以下の設定を行っておけば、強制終了という事態に陥った場合にも、可能な限り図面を復元することができます。
強制終了直前の状態まで取り戻すことはできませんが、自動記録した時点までの状態を取り戻すことができます。
- [設定]-[環境設定]コマンドをクリックします。
- [環境設定]ダイアログボックスが表示されます。
左側の[設定項目]の[ファイル]-[保存]-[自動記録]をクリックします。 - 右側の[記録条件]欄で記録条件を設定します。
[コマンド数]にチェックを付け、コマンド数を記入すると、指定した回数コマンドを実行するたびに自動記録を行います。
[経過分数]にチェックを付け、分数を記入すると、指定した分数が経過するたびに自動記録を行います。 - [初期値▼]ボタンを押して[登録]をクリックします。
- [初期値保存]ダイアログボックスが表示されます。[保存]ボタンを押します。
- [WRPDXX.ztlx は既に存在します。上書きしますか?]という確認メッセージが表示されます。
[はい]ボタンを押します。
(図脳RAPIDPROの場合は「WRPDXXP」)
(「XX」は図脳CADのバージョンを表す数字) - [環境設定]ダイアログボックスに戻ります。[了解]ボタンを押します。
- 手順3で設定した記録条件で、自動記録ファイル(*.zsc)が作成されます。
自動記録ファイルは、[自動記録フォルダ]で指定したフォルダに保存されます。
- [記録確認を行う]にチェックを付けると、自動記録を行うたびに、記録するかどうか確認します。
[Undo情報をクリアする]にチェックを付けると、自動記録を行うたびに
Undo情報([編集]-[元に戻す]コマンドの情報)が削除されます。
[CAD終了時に自動記録ファイルを削除する]にチェックを付けると、
図脳CAD終了時に自動記録で作成したファイルを削除します。
- 自動記録ファイルを開くには、[ファイル]-[開く]コマンドをクリックし、
[開く]ダイアログボックスの[ファイルの種類]の一覧から[図脳RAPID/PRO 自動記録(*.zsc)]を選択します。