対象製品
図脳RAPIDPRO23以降で、[配線]コマンドを使用して配線を作図・編集することができます。
- [作図]-[線分]-[配線]-[配線]コマンドをクリックします。
- 作図領域で右クリックして右クリックメニューを表示します。
操作方法は、[連続][2線][3線][3線(通過点指示)]の4種類があり、右クリックメニューから切り替え可能となっています。
[連続]・・・始点を指示後、通過点(複数点可)を指示して配線を作図します。
[2線]・・・始点と終点を指示して2線の配線を作図します。キーボードの[スペース]キーを押して引き出し線の方向を切り替えることができます。
[3線]・・・始点と終点を指示して3線の配線を作図します。キーボードの[スペース]キーを押して引き出し線の方向を切り替えることができます。
[3線(通過点指示）]・・・始点と終点を指示後、通過点を指示して3線の配線を作図します。キーボードの[スペース]キーを押して引き出し線の方向を切り替えることができます。
- 右クリックメニューの[連続]を選択した場合は、
始点(a)をクリックした後、通過点(b)、(c)、(d)をクリックします。
- 折れ線を確定し、始点の指示に戻る場合は、右クリックメニューの[指定終了]をクリックします。または[Enter]キーを押します。
【その他の右クリックメニュー】
- [コーナー丸め]をクリックしてチェックを付けると、コーナーを丸めることができます。
クリックすることで、有効（チェックを付ける）/無効（チェックを外す）の切り替えができます。
[コーナー丸め半径]をクリックすると、丸め半径を指定する数値入力ボックスが表示されます。キーボードから丸め半径を入力して[Enter]キーを押すと、コーナーの半径を指定できます。 - [配線(交差部カット）]をクリックしてチェックを付けると、配線が交差した場合に一方の配線の交差部分をカットすることができます。
クリックすることで、有効（チェックを付ける）/無効（チェックを外す）の切り替えができます。
[配線(交差部乗り越え）]をクリックしてチェックを付けると、配線が交差した場合に一方の配線がもう一方の配線を乗り越えるように作図することができます。
クリックすることで、有効（チェックを付ける）/無効（チェックを外す）の切り替えができます。
[交差部切断長さ]をクリックすると、切断長さを指定する数値入力ボックスが表示されます。キーボードから切断長さを入力して[Enter]キーを押すと、[配線(交差部カット）] 、[配線(交差部乗り越え）]におけるカットする(乗り越える)配線の長さを指定できます。
【作図済みの配線を編集する方法】
作図済みの配線の移動や折点の追加/削除は、[編集]-[選択]コマンドにて編集することができます。
- [編集]-[選択]コマンドをクリックします。または、右クリックメニューの[コマンド終了]をクリックしてコマンドが実行されていない状態にします。
- 編集対象の配線をクリックします。
- 各折点にグリップ点（青色の四角形）が表示されます。
※上図のような表示にならない場合は、右クリックメニューの[矩形グリップ点モード]をクリックしてチェックを外します。詳細は「矩形グリップ点モードとは/図形グリップ点モードとは」をご参照ください。
- 折点を移動する場合は、移動したい折点（青色の四角形）をクリックし、移動先の点をクリックすると、折点を移動することができます。
折点を追加する場合は、追加したい折点（青色の四角形）をクリックし、[スペース]キーを押します。
任意の点でクリックすると、折点を追加することができます。
折点を削除する場合は、削除したい折点（青色の四角形）をクリックし、[Delete]キーを押すと、折点を削除することができます。
また、交差部処理の設定は[図形プロパティ]で編集することができます。
- [編集]-[選択]コマンドをクリックします。または、右クリックメニューの[コマンド終了]をクリックしてコマンドが実行されていない状態にします。
- 編集対象の配線をクリックします。
- [図形プロパティ]に選択した配線の情報が表示されます。
[その他]欄で[交差部処理]/[交差部隙間]/[コーナー丸め半径]の内容を変更することができます。
※上図のような表示にならず[簡易]と表示されている場合は、[簡易]をクリックすると[詳細]に切り替わり[その他]欄が表示されるようになります。
- カーソルを作図領域に移動すると、変更が反映されます。
- キーボードの[Esc]キーを押します。
- [配線]コマンドは図脳RAPIDPROのみの機能です。図脳RAPIDにはありません。
