対象製品
自治体・警察への提出用申請図としての、「車両旋回軌跡図」(車両軌跡図)を作図するには、[土木]-[車両旋回軌跡図]コマンドを使用します。
オプション製品「シビルキット」または「ラスタキット」を図脳RAPIDPROにアドインすることで、図脳RAPIDPROに[土木]メニューが追加され、[車両旋回軌跡図]コマンドを使用できます。
- [土木]-[車両旋回軌跡図]コマンドをクリックします。
- [車両旋回軌跡図ウィザード]ダイアログボックスが表示されます。
必要な項目を設定していきます。(各項目については後述参照)
[次へ]ボタンを押していき、最後の[配置]画面で[図面配置]ボタンを押します。 - [配置]画面の左下の枠内で[旋回図]にチェックを付けた場合は、旋回図の配置点を指示します。
- [配置]画面の左下の枠内で[諸条件]にチェックを付けた場合は、諸条件の配置点を指示します。
- 配置が完了すると、[配置]画面に戻ります。[終了]ボタンを押してコマンドを終了します。
- 車両旋回図を配置できました。
基本条件入力
車両種類 | 一覧から[小型自動車][普通自動車][セミトレーラ][フルトレーラー][ポールトレーラ]のいずれかを選択します。 |
タイトル | 車両旋回軌跡図のタイトルとなる文字列を入力します。 |
計算手法 | [止めハンドル方式][走行旋回方式]のいずれかを選択します。 |
作図向き | [時計回り][反時計回り]のいずれかを選択します。 ※このコマンドは、単純旋回図のみ作図可能です。 |
計算条件 | [旋回角度][計算刻み角][作図刻み角]を指定します。 |
追加作図項目 | [車軸]の描画方法を指定します。 |
諸条件作図項目 | 車両旋回軌跡図に記入する[諸条件]項目を指定します。 |
[角度参照]ボタン | [角度参照]ボタンを押すと、[作図向き]と[旋回角度]を図面から参照することができます。角度を参照する線分を順に2つ指定します。 たとえば、線分上の点(a)、点(b)をクリックします。 ![]() すると、旋回角度(上図のθ)と作図向きがセットされます。 ※進入角度は無視されることにご注意ください。作図される[車両旋回軌跡図]は、必ず「90度方向(上方向)に進入する」向きで描かれます。 |
旋回軌跡図作図設定
車両旋回軌跡図の、作図条件を設定します。
文字設定 | 車両旋回軌跡図に記入する[諸条件]項目の作図文字の属性を指定します。 画地・路線、路線を[文字付き]で作図する場合の、書式について設定します。 |
属性設定 | 車両旋回軌跡図の作図属性を指定します。 各項目の[レイヤ]にチェックを付けると、指定したレイヤに作図します。チェックを外した場合は現在の作図レイヤに作図します。 [線幅]にチェックを付けると、指定した線幅で作図します。チェックを外した場合は現在の線幅で作図します。 [線色]にチェックを付けると、指定した色で作図します。チェックを外した場合は現在の線色で作図します。 [線種]にチェックを付けると、指定した線種で作図します。チェックを外した場合は現在の線種で作図します。 |
緒元入力
車両諸元を設定します。
車両寸法一覧(ダイアログボックス上部) | 目的の車両寸法をダブルクリックすると、右下の車両諸元に値が反映されます。 必要に応じ、右下の車両諸元欄で値を変更することができます。 |
旋回半径 | 車両旋回軌跡図の旋回半径を入力します。 [一覧のダブルクリックでRminを旋回半径に反映させる]にチェックを付けると、上部の[車両寸法一覧]から、目的の車両寸法をダブルクリックしたときに、[Rmin]の値が[旋回半径]に反映されます。 |
旋回半径位置 | 一覧から[前輪外側中心][前輪車軸中心][車両最外側]のいずれかを選択します。 |
配置
図を配置します。
左下の枠内で、作図したい項目にチェックを付けます。
ダイアログボックス上部のプレビュー画面にイメージが表示されます。プレビュー画面上でマウスの左ボタンを押したまま、目的の位置で手をはなすと、表示位置を移動できます。