形状を円柱状から平面へと伸ばすように変形します。
このコマンドでは、円柱に形状が巻き付いていると仮定し、それを水平に伸ばすような変形を行います。
コマンドの動作を正しく理解するために、「折曲げ」コマンドの説明をまずお読みください。
1.コマンドをクリックします。
2.ソリッドボディを指示します。ダイアログが表示されます。
3.ダイアログにて半径、幅を指示します。
4.[OK]ボタンクリックでダイアログを閉じ、「伸展の原点」「水平方向の基準点」を指示します。
5.プレビューが表示されます。
6.進展する領域を指示します。何も指示せずEnterキーを押下すると全体を進展します。
指示点は曲げるボディ上の点でなくとも構いません。基準とする別の形状をあらかじめ作成しておき、操作の助けとするこ
ともできます。
※3つの指示点は必ず直角をなすよう指示してください。
表示されるダイアログでは、以下の設定が可能です。
半径 |
基準となる円柱の半径を指定します。 |
幅 |
形状を伸ばす幅を指定します。 |
■曲げの原点
円柱面上の点となります。
■水平方向の基準点
円柱面の水平方向(円柱面の接線)を示す点となります。
長さは結果に影響を与えず、方向だけで判定されます。
■垂直方向の基準点
垂直方向の基準点はアクティブな作業平面のZ軸方向になり、指示は不要です。
コマンドを終了する場合はESCキー、または別コマンドを選択してください。