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IGESデータを読み込む際のコツ

対象製品

IGES形式は、出力、入力するソフトによって、データ処理が違うため、100%の互換性で取り込むことは困難な中間フォーマットです。
下記手順で読み込みを行うと、比較的高い互換性を保持して読み込むことができます。

  • 必ずしも下記操作で、できるとは限りません。各設定ダイアログボックスでの入力する値を少しずつ調整しながらお試しください。
  1. [ファイル]-[ファイル入力]-[IGES形式]コマンドをクリックします。
  2. [IGES形式の読込]ダイアログボックスが表示されます。IGESデータを選択して[設定]ボタンをクリックします。
  3. [IGESファイル入力]ダイアログボックスが表示されます。[MSBO接合を行う][曲面要素を読み込む]にチェックを付けます。[近似接合を行う]にもチェックを付け、[許容誤差]欄の値を下記のように設定し、[了解]ボタンをクリックします。

 [境界曲線間]0.100
 [近似曲面]0.001

  1. [開く]ボタンをクリックしてIGESデータを読み込みます。

「サーフェスシェル」として読み込まれた場合は、さらに下記操作を行って「ソリッドシェル」にします。

  1. [編集]-[計測]-[最大ギャップ]コマンドをクリックします。シェルをクリックすると、[最大ギャップ]画面が表示されます。[ギャップ幅]欄に表示されている数値をドラッグして全て選択し、右クリックメニューから[コピー]をクリックします。[了解]ボタンをクリックして画面を閉じます。
  2. [編集]-[詳細編集]-[面の近似接合]コマンドをクリックし、右クリックメニューの[パラメータ・ボックス]をクリックします。
  3. [面の近似接合]画面が表示されます。[許容誤差]欄の[境界曲線間]欄と[近似曲面]欄の数値をいったん削除します。削除したらカーソルを当てて、右クリックメニューの[貼り付け]をクリックして、手順5でコピーした数値を貼り付けて[了解]ボタンをクリックします。
  4. シェルをクリックし、右クリックメニューの[指定終了]をクリックします。

以上の操作で「ソリッドシェル」となります。シェーディング表示にして確認し、面が裏返っている場合には、[編集]-[形状編集]-[反転]コマンドで面の表裏を反転させることができます。

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公開日: 2010年04月14日