対象製品
[作図]-[円/円弧]-[円(中心)]コマンドなどで半径を指定して作図すると、作図するたびに円が指定した数値より大きくなる場合は、図脳CADの設定が「相対値入力」の状態になっている可能性があります。
例)[円(中心)]コマンドで毎回半径「10mm」と入力しているのに、円が10mmより大きい円になる
図脳RAPIDPROでダイナミックガイドを使用している場合は、半径入力欄に[±半径]と表示されており相対値入力の状態となっているため、直前に入力した値に「+10mm」した円が作図されます。
※ダイナミックガイドを使用していない場合や図脳RAPIDを使用している場合は、
数値入力ボックスの左側に[相対]と表示されます。
[設定]-[環境設定]コマンドで数値入力の設定を確認します。
- [設定]-[環境設定]コマンドをクリックします。
- [環境設定]ダイアログボックスが表示されます。左側の[設定項目]の[操作]をクリックします。
- 右側の[数値入力ボックス/ダイナミックガイドの初期モード]欄(図脳RAPIDの場合は[数値入力ボックスの初期モード]欄])で[自動(+-起動は相対座標入力)]を選択します。
- [了解]ボタンを押します。
- [作図]-[円/円弧]-[円(中心)]コマンドで円を作図します。
- 図脳RAPIDPROでダイナミックガイドを使用している場合は、半径入力欄に[半径]のみが表示されて、指定数値で円が作図できるか確認します。
※ダイナミックガイドを使用していない場合や図脳RAPIDを使用している場合は、
数値入力ボックスの左側に[絶対]と表示されるようになります。
- [自動(+-起動は相対座標入力)]を選択すると、数字キーや[=]キーを押すと絶対入力モードとなり、[+]キー[-]キーを押すと相対入力モードとなります。
- [絶対座標優先]を選択すると、[+]キー[-]キーを押しても絶対入力モードとなります。
- [相対座標優先(=起動は絶対座標入力)]を選択すると、[=]キーを押した場合のみ絶対入力モードとなり、数字キーや[+]キー[-]キーを押しても相対入力モードとなります。
- [直前の状態を維持]を選択すると、前回の数値入力モード(絶対/相対)となります。
- [座標は常に相対座標優先とする]にチェックを付けると、数値入力ボックス/ダイナミックガイドで座標入力を行う場合は、常に相対座標モードになります。
- いずれの場合も[スペース]キーを押すと、数値入力モード(絶対/相対)を切り替えることができます。