対象製品
連続寸法線や累進寸法線の作図時に、寸法設定や寸法線作図時に[重複文字を逃がす]にチェックが付いており、有効となっている場合でも重複文字が逃げない場合があります。

この場合、図脳CADで使用中の初期値ファイル(拡張子.ztlx)に
予期していない値が設定されてしまっていることが想定されます。
一度[連続/累進寸法の重なった文字を引出で逃がす]または[連続寸法の重なった文字を引出で逃がす]の機能を無効にして初期値登録し、再度有効にして初期値登録することで現象が改善されるかご確認ください。
詳細は下記の通りです。
- [設定]-[寸法設定]コマンドをクリックします。
- [寸法設定]ダイアログボックスが表示されます。
[オペレーション]タブをクリックします。
図脳RAPIDPROの場合は、[連続/累進寸法の重なった文字を引出で逃がす]のチェックを外します。
図脳RAPIDの場合は、[連続寸法の重なった文字を引出で逃がす]のチェックを外します。 - [初期値]欄の[登録]ボタンを押して初期値ファイルを上書き保存します。
- 図脳RAPIDPROの場合は、[連続/累進寸法の重なった文字を引出で逃がす]のチェックを付けます。
図脳RAPIDの場合は、[連続寸法の重なった文字を引出で逃がす]のチェックを付けます。 - [初期値]欄の[登録]ボタンを押して初期値ファイルを上書き保存します。
それでもうまくいかない場合は、連続寸法線を作成後に「作図済みの連続寸法線の一部の寸法文字位置を変更するには」を参考に、重なった文字を個別で逃がしてください。