NURBSのリビルド

NURBSのリビルド

NURBS曲線の制御点数、次数を変更します。変更した場合、できる限り形状を保ったまま制御点は均等に近い形で配置されます。
NURBS曲線以外の要素は指示できません。

1.コマンドをクリックし、NURBS曲線を指示します。

2.次数、制御点数を変更します。変更することにより、以下のプレビューが表示されます。

変更前の形状
変更後の形状
変更後の制御点

3.必要に応じ、ダイアログ内の設定を変更します。

4.Enterキー押下、もしくは[OK]ボタンクリックで変更を確定します。

ダイアログ表示中に別のNURBS曲線を選択すると、変更中の内容はキャンセルされます。ダイアログは選択した要素の内容で再表示されます。

コマンド実行中に表示されるダイアログでは、以下の設定が可能です。

次数

曲線の次数を指定します。3から11までの整数が入力可能です。
選択したNURBS曲線の次数が表示されます。

制御点数

制御点数を指定します。次数以下の数値は指定できません。
選択したNURBS曲線の制御点数が表示されます。

トリム形状をもとにリビルドする

選択した要素がトリムされている場合、トリム後の形状をもとにリビルドします。OFFにした場合、トリム前の形状をもとにリビルドします。

有理

指定したNURBS曲線の有理・非有理を切り替えます。
NURBS曲線が有理の場合、チェックが入った状態で有効となります。非有理の場合、無効になります。
「有理→非有理」にはできますが、「非有理→有理」にはできません。

ノットを均等化(一様)

指定したNURBS曲線のノットの均等化を切り替えます。
NURBS曲線が非一様の場合に有効になります。一様の場合、チェックボックスが無効になります。
「非一様→一様」にはできますが、「一様→非一様」とすることはできません。

制御点数を無視する

次数によって内部的に調整された制御点数を使用します。チェックがない場合、制御点数で指定された数値で反映されます。

元形状を残す

変更後の形状を新規に保存します。チェックがない場合、上書き保存されます。

最大誤差表示

リビルド前とリビルド後の要素の一番誤差が大きい箇所を表示します。

許容誤差

最大誤差表示での許容誤差を設定します。

判定密度

最大誤差表示での判定密度を設定します。

曲率

選択中の要素に曲率を表示します。
設定は曲率表示コマンドより取得します。

 

コマンドを終了する場合はESCキー、または別コマンドを選択してください。