稜線と稜線の間にブレンド面を作成します。
サーフェスボディの端部にある稜線を指示した場合には面に対する連続性を指定する事ができます。
- コマンドを選択後、「ブレンド面」ダイアログが表示されます。
連続性や面の接続に関する設定を行います。 - 1つめの稜線群を選択します。選択後Enterキーで確定します。
- 2つめの稜線群を選択します。
条件を満たすブレンド面が作成可能な場合にはプレビューが表示されます。
- エラーが発生したり、条件を満たすブレンド面が存在しない場合にはプレビューが表示されません。
BSキーを押して稜線の指示をやり直すか、ダイアログボックスの設定を変更してください。
形状に問題がなければEnterキーを押すか、ダイアログボックスの[OK]ボタンを押してブレンド面を作成します。 - 操作1に戻ります。
コマンドを終了する場合はESCキー、ダイアログボックスの[キャンセル]ボタン、または別コマンドを選択してください。
稜線1 | 1つめの稜線側の連続性を設定します。選択した稜線に表示されるアイコンからでも同様の設定が可能です。 |
稜線2 | 2つめの稜線側の連続性を設定します。 |
カップリング | カップリングワイヤの設定を行います。以下から選択できます。 ・G0連続 G0連続で接続します。 ・G1連続 G1連続で接続します。G1が作成できない場合は下位の連続性になる場合があります。 ・G2連続 G2連続で接続します。G2が作成できない場合は下位の連続性になる場合があります。 ・稜線単位 稜線単位でカップリングを行います。各ワイヤーに同じ数の頂点がなければなりません。 ・最小曲率 最小曲率となるようにカップリングを行います。G0連続になります。 |
要素指示 | カップリングに使用する稜線を選択、または2点指示でカップリングワイヤをその場で作成します。 ボタンを押下後に指示することで、以下のようにカップリングワイヤを設定できます。 プレビューが表示されていない場合、本ボタンは使用できませせん。 |
クリア | 選択されているカップリングワイヤを破棄します。 |
接合する | ONにすると指示した稜線がサーフェスボディの境界部にある場合、作成したブレンド面をサーフェスボディと接合します。 |
■連続性が設定可能な稜線について
選択する稜線がサーフェスボディで、なおかつ、サーフェスボディの端部にある場合には、連続性を自由に設定することができます。
選択する稜線がサーフェスボディでも、サーフェスボディの端部にない場合は、連続性は常にG0が適用されます。
選択する稜線がソリッドボディやワイヤボディに属している場合、連続性は常にG0が適用されます。
■接合が可能な稜線について
選択する稜線がサーフェスボディの場合、作成されたブレンド面はサーフェスボディと接合して1つのサーフェスボディとすることができます。
選択した稜線が別々のサーフェスボディに属する稜線の場合には、2つのサーフェスボディはブレンド面が接合されることにより1つのサーフェスボディとなります。
接合の結果、サーフェスボディに開口部が無くなった場合はサーフェスボディはソリッドボディに変換されます。