指定された範囲でボディをクリッピングして表示します。
1.コマンドを実行すると
[クリッピング]ダイアログ
視点の開始位置、終了位置を表す正方形のワイヤ
が表示されます。コマンド実行時の視点位置が方向の基準となります。
2.マウス操作で視点を変更し、ダイアログ内のボタン、スライダー操作でクリッピング位置を指示します。
クリッピング対象は寸法などのアノテーション、ラバーを含む作図された形状、作図中の形状となります。メジャー、入力ボックス、作業平面、ジャイロ、座標軸はクリッピングの対象外です。
コマンド実行中に表示されるダイアログでは、以下の設定が可能です。
現在の視点を基準にする |
クリッピングの方向を現在の視点位置に再設定します。 |
範囲初期化 |
クリッピング領域を初期化します。 |
視点位置に追従させる |
視点位置によってクリッピングの範囲も追従します。 |
奥行方向も追従 |
「視点位置に追従させる」がONの場合のみ設定できます。
視点の奥行方向にもクリッピング範囲を追従させます。 |
回転時回転中心にFit |
ONの場合、回転動作時にクリッピング中心を回転中心点に合わせます。 |
[+][-] |
スライダーの最大範囲を拡大/縮小します。 |
クリッピング領域(スライダー) |
両側のバーを移動することで、クリッピング位置の変更を行います。 |
間隔を固定する |
スライダーの操作時に、両側のバーの間隔を固定します。 |
コマンド実行中、他のコマンドを実行しても表示状態は維持されます。
他のタブをアクティブにした場合ダイアログが非表示となりますが、再度タブをアクティブにすると視点の状態およびダイアログ表示が復帰します。
コマンドを終了する場合はダイアログの[×]ボタンをクリックしてください。
※本コマンドは断面表示と同時には使用できません